山々からの清らかな風と
湘南の海風が交差し
清風が流れゆく東際寺
現在の本堂は宝永8年(1711年)に再建され300年の歴史を有し令和2年に大規模改修がなされ将来へと歴史を繋いでいきます。
観音堂には、秘仏として「華表(とりい)観世音菩薩像」が安置され、「往生要集」を著わした恵心僧都が寛和元年(985)に作ったと伝えられます。
宗旨・宗派を問わず、継承者がいらっしゃらない場合でも、東際寺にて永代に亘りご供養致します。
参道には華表観音様にご祈祷したのぼり旗がはためき、春には古木の桜が満開になります。
春には河津桜が咲く山寺風の庭園
入口に近い小型の墓地区画を販売しております。
1月18日
大般若会は別名修正会(しゅしょうえ)ともいい過ちをあらため、正しきを修めるということであり、年初めに去っていった年の反省をし、新たな年の決意をする新年初頭の法要です。臨済宗では『大般若経』を転読(経典のはじめと終わりの部分だけを読み、その間に陀羅尼をとなえること)して社会の平和、国土の安全、家内安全を祈ります。また、この時に、仏前に供えられる般若札は、家庭の幸福や平安などが祈願されます。
4月8日
4月8日のお釈迦様の誕生日である花祭りに合わせて観音堂でご祈祷致します。境内に祈祷者の、のぼり旗を並べ当日は皆様でお食事を共にし、最後には住職から日頃の感謝を込めて色々な景品を用意したビンゴを行います。檀家の皆様での交流も生まれ楽しみにして下さる方も増え毎回和やかな会となります。
8月18日
「施餓鬼」とは読んで字のごとく「餓鬼に施す」という意味です。自分の中にある「欲深い心を反省し、他に施す大切さを再認識する」法要ともいえます。布施とは単に金品を喜捨するだけでなく笑顔で接する(和顔施)相手を傷つけない優しい言葉使い(愛語施)なども立派な布施です。こうした施しは誰にでもできますが、いざ自分が行おうとするとなかなか難しいものです。ご先祖さまやすべての精霊を供養する「施餓鬼」の法要を通じて布施の心を学び、他を想う慈悲の心を養ってまいりましょう。
10月中旬日曜日
2010年に第1回を開催し翌年は東日本大震災の供養を行い、2018年まで連続で開催致しました。お寺というと供養の場というイメージではありますがそれだけでなく何か檀家の皆様に親しみを持って頂けるよう始めました。第1回目は薬剤師の先生にお越し頂き、薬の飲み合わせや副作用についてお話頂き第2回は東日本大震災もあり日大の災害社会学の先生にお越し頂くなど毎回様々な専門家にお越し頂き開催致しております。
2016年4月27日
先代のご住職がお亡くなりになり、4月27日に本葬儀が執り行われました。